Mie Brand Ingredients三重ブランド食材

Tantalize your taste buds
with exquisite foods from Ise-Shima

三重県内で生産され
「全国に通じる高い商品力もった消費財」を認定する
三重独自のブランド。
伊勢海老・鮑・的矢かき・あのりふぐ・松阪牛などが
認定されております。
当館では、地産の“本物”をお召し上がりいただこうと
『ブランド食材を食べる宿』をコンセプトに、
厳選した食材のご提供に努めております。

SPINY LOBSTER

東の空が明るくなる頃、
和具漁港は水揚げの準備で活気づき始めます。
和具の伊勢海老漁は“刺し網”漁法。
夕方に“刺し網” を仕掛け、翌日の早朝に引き上げる。
夜行性の伊勢海老の特製を活かした漁法です。
港では女性陣達が “刺し網”から一匹ずつ丁寧に
足やヒゲを折らないように取り外していきます

三重県の志摩半島で10月1日から解禁される伊勢海老漁。
三重県の漁獲量は日本一で、
志摩半島の浜値が全国の相場を決めるともいわれています。
なかでも和具漁港の水揚げは全国トップクラスを誇り、
和具沖で獲れた伊勢海老は、
味・姿・色合いとも極上とされています。

伊勢志摩を代表する伊勢海老は、
古来から伊勢神宮に奉納される希少な高級食材。
腰が曲がりヒゲの長い姿が不老長寿を表すといわれ、
「長寿のシンボル」として祝儀の席には
欠かせないものとされていました。
10月から3月の伊勢海老漁解禁時期にあわせ、
地産の伊勢海老を地産ならではの調理方法で
お召し上がりいただきます。

10月~3月 MATOYA OYSTER

こうして生まれた肥沃な海の環境が、
通常2~3年養殖する牡蠣を一年で出荷することができ、
渋みが少なく甘味の強い牡蠣ができるのです。
さらに的矢かきは、一度海から引き上げた牡蠣を
一個一個きれいにしたあとで
もう一度一ヶ月間カゴに入れて海に戻すことで、
身が柔らかくふっくら艶のある甘味の強い牡蠣に仕上がります。
そして、浄化場で20時間紫外線で殺菌した海水につけることで、
生で食べられる無菌牡蠣として出荷されます

伊勢志摩国立公園の一角に位置する的矢湾は、
日本でも有数のリアス式海岸として有名。
湾口は狭く湾内は広いため、干満の差が大きく潮流も速く、
さらに志摩半島の山を水源とする
3本の川が流れ込むことで豊富なプランクトンが発生し、
牡蠣養殖に最適な肥沃な海となります。

「海のミルク」と言われる牡蠣は、
栄養価の高いことで知られており、
良質なタンパク質とグリコーゲン、ビタミン、
鉄分、亜鉛が豊富で必須アミノ酸を含んでいます。
さらには脂肪分はほとんどなく、
鉄分、銅分の両方を含有していますので、
女性にとっては美肌効果や貧血・冷え性・肌荒れを助ける
健康食品としても最適です。
当館では、シェル・焼き・蒸す・鍋など、
様々な調理方法でお召し上がりいただきます。

4月~9月 ABALONE

昔ならではの海女の素潜り漁で1個1個丁寧に獲られる鮑には、
グルタミン酸、アデニル酸の旨味成分とグリシン、
ベタイン酸の甘味成分が含まれ、
グリコーゲンにより更に旨味が加わります。
また志摩地方では、妊婦さんが食べると
目のきれいな子どもが生まれてくると言われています。

志摩地方の美しいリアス式海岸は、
岩礁域が広がり豊富なプランクトンを食べて育つ
肉厚なアワビが生息しており、海女漁業が行われています。
伊勢志摩でのアワビ漁はとても歴史が深く、
約2000年も前から海女さんたちによって行われており、
縁起の良い食べ物として、伊勢神宮にも献上されています。

海女さんによって丁寧に獲られる伊勢志摩産の鮑は、
肉厚でありながら柔らかく滋味あふれる味わいが特徴。
コリコリとした肉厚の身と磯の風味を楽しむお造りをはじめ、
柔らかく肉厚な身に特製ソースがからみ
絶品の鮑ステーキや豪快に焼き上げる踊り焼きなど、
鮑の旨味を極めた様々な調理方法で
お召し上がりいただきます。

お肉の芸術品 MATSUSAKA BEEF

松阪牛は、生産地域内の肥育農家に移った以降、
松阪牛独自のトレサビリシティシステムに登録され、
牛の性別や生年月日、出生地だけでなく、名前や血統、
肥育日数、農家の情報、えさの内容など36項目のデータ
が集積され、10桁の個体識別番号ごとに松阪牛証明書・
松阪牛シールが発行されます。
こうした徹底した管理によって、松阪牛の安心・安全
はもとより「松阪牛」の高い品質が守られています。

松阪牛とは、全国から生後12ヵ月まに
松阪牛生産区域の肥育農家に移され、
櫛田川や宮川といった滋養豊かな清流と
温暖な伊勢平野で平均3年間手塩にかけて育てられた
黒毛和種の未経産の雌牛を言います。
牛舎は一頭ごとに部屋を仕切り、常に清潔に保ち、
牛がストレスを感じないよう工夫され、
稲わら、ふすま、大豆粕、大麦など、
牛の健康状態を見極めながら配合した餌や、
牛の食欲増進のために与えるビール、
焼酎でのマッサージなど、心を込めて飼育されることで、
日本一の肉牛として認められています。

「香り」「脂肪」「食感」の三大要素が
松阪牛の美味しさの秘訣。
甘くコクがある上品な和牛香が食欲を誘い、
美しい霜降りの脂は甘く
とろけるようなやわらかな食感は、
松阪牛ならではのもの。
本場松阪牛の旨味をご堪能ください。